Miscellany / Type Design • 28th March 2025
『風音島2025.3』に寄稿しました
こんにちは。先月日本から帰ってきてはや一ヶ月以上経っています。帰省中のことや、パリに住んで一年経ったことなどを書こうと思っているのですがなかなかやることが多くてあまり進められていません。 実家のDM やったり、スマブラの 関東オフドカ部vsR8000対抗戦 という企画のデザインやったりと。モンスターハンターワイルズも出ましたしね。
そんな中ですが、 kohakuno さんにお声がけいただいて5ページ寄稿させていただいた『風音島2025.3』が、明日町田市民文学館ことばらんどで開催される 文ッ字フリマ2025 にて販売されます。なお、後日通販でも販売されるようです。なお、僕は文ッ字フリマに参加したことはないのですが、フォローしている方も多く参加されているみたいで行けないのが惜しい… 私は『Webにおける合成フォントを考える: Vertical Metricsの理解とサイズ調整』というテーマで書かせていただいています。内容としては、
- フォント内のバーティカルメトリクスのデータを知る
- テストフォントを作ってWebでどのように表示されるか検証する
- CSSの機能を用いて調整をテストする
- 細かい調整方法としての Palt Typesetting の紹介
という感じです。これは、ここ数年で自分の中で課題としてあった「Webでの合成フォントにおけるサイズや縦位置の調整はどのように行えば良いのか」「バリアブルフォントを合成フォントとして扱うにはどのような方法があるか」「hhea, usWin, sTypoといったバーティカルメトリクスはなぜ複数あるのか、どのように扱われているのか」という3つを明らかにしていこうという取り組みの一つです。僕の記事自体はこれの第一歩という感じで、今後分割しつつ今後深めてこのブログで公開していこうと考えていますが、最初の文章は風音島でしか見られませんし、僕以外のメンバーの方々も面白いと思うのでぜひ読んでみてください。 なお、このテーマは今後深めていきたいと思っているので、ブログの公開以外にもATypIとか日本でもどこか機会があれば話したりしていきたいと思っています。こういうのはWebと書体デザイン両方に触れていて、かつCJKを扱っている自分だからこそ考え込む内容だと思ったので。他の人の興味に触れるかは分かりませんが。
3/29の文ッ字フリマにて頒布される『風音島』に、『Webにおける合成フォントを考える: Vertical Metricsの理解とサイズ調整』という題で5ページ寄稿させていただいております。
— Masaki Ando (@wolphtype) March 21, 2025
自分は残念ながら現地には行けないのですが、他の方々の記事も非常にバラエティー豊かで読み応えがあると思うので是非。 https://t.co/i0Pfix8hBc
メンバー一覧の不思議な肩書き
原稿を2月末ギリギリに書き終わったあと、何度か校正の機会がありました。自分は対抗戦のデザインの真っ最中だったこともあり自分の部分とメンバー一覧の自分のプロフィールしか見れなかったのですが、その中でメンバー一覧に 「フォントクリエイター」 という(自分にとっては)不思議な肩書きを見つけました。しかもかなり多い。タイプデザイナーに対して2:15という人数です。 自分がよく会う人でこう名乗る人はほとんどいなかったのもありますし、そもそも今回のメンバーも自分が今まで存じていなかった方も多いので、自分が普段活動しているコミュニティとは別のコミュニティで使われるものなのだろうと思いました。まあ、それが記事にも現れていて自分の記事はめちゃくちゃ本全体の中で浮いています。
ともあれ、『風音島2025.3』は明日頒布されますので、ぜひお手に取っていただけたら幸いです。 墨とPath Stroke.2も近々更新予定なので、そちらも。何卒!